大正製薬の発毛剤とプロペシアの服用

思春期以降の男性において、髪の毛の生え際や頭頂部から進行してしまう薄毛というのは、いわゆる男性型脱毛症とよばれるものである可能性が濃厚であるといえます。
この男性型脱毛症というのは、男性の体内に存在している男性ホルモンのテストステロンが、ある種の酵素によって強力な脱毛物質に変換され、この物質が髪の毛をつくる細胞に作用することが原因になっているとされています。
そのいっぽうで、特にタバコを常用しているような人では顕著ですが、頭皮に存在する毛細血管が、喫煙が原因である場合を含めて、ストレスや偏食、体調悪化などのなんらかの原因で収縮して細くなってしまうと、血液の流れがとどこおるため、髪の毛をつくる細胞に栄養が行き渡らなくなり、脱毛の原因になることもあります。
そこで、前者の男性ホルモンを変換する酵素のはたらきを阻害することをもって、男性型脱毛症の進行をくいとめようとする目的で開発された医薬品がプロペシアとよばれるもので、これは錠剤タイプで口から服用することによって効果を発揮するものです。
いっぽうの血行促進に関しては、国内でも大正製薬からリアップシリーズとしてミノキシジルとよばれる血行促進成分を含んだ発毛剤が販売されており、これは薬局やドラッグストアの店頭でも一般に購入可能となっています。
どちらがよいかというのは症状によって異なりますが、それぞれが違うメカニズムに対してはたらきかけているというところからもわかるとおり、併用して相乗効果をねらうという使用方法も可能となっています。
したがって、どちらか一方とこだわらずに、両方ともためして薄毛を解消させるということも考えてみたほうがよいといえます。